夏の星座
へびつかい座 / Ophiuchus
ヘラクレス座のすぐ南には、へびつかい座があります。へびつか座はギリシア神話では名医アスクレピオスの姿だと言われています。
ヘラクレス座 / Hercules
暗い星ばかりで形成されたヘラクレス座がわかるでしょうか。近くに夏の大三角形があるので、見つけるのはそんなに難しくはないと思いますが、明るい都会では、なかなか見え辛いかもしれませんね。
ヘラクレスは12の冒険を成し遂げた英雄です。彼の死後、父親である大神ゼウスが天の星の仲間入りをさせたと言われています。
射手座 / Sagittarius
蠍座のしっぽのあたりに、北斗七星を小さくしたような南斗六星を見つけることが出来たでしょうか?
南斗六星は射手座の中にあります。中国では、北斗七星は死を司り、南斗六星は生を司るといわれています。人が生まれる時には北斗七星と南斗六星が話し合って、その赤ちゃんの寿命を決めるそうですよ。一方、射手座は弓をアンタレスの方向に引いて身構えた姿で描かれています。蠍座が悪さをしないように、射手座がこうして見張っているのです。
蠍座 / Scorpius
今度は南の空に目を向けてみましょう。真南のあたりに明るく光る、赤い蠍座の「アンタレス」を見つけることが出来ます。アンタレスは丁度、蠍座の心臓のあたりにあります。蠍座はS字型に星が並んでいるので、たやすく見つけることが出来るでしょう。
蠍座は、腕のいい狩人だったオリオンが、自惚れて自分の狩りの腕を自慢したのに怒った神々が、オリオンを殺すために差し向けた刺客だったそうですよ。神話の時代も今も、神様を怒らせるのは、やめた方がいいようですね。蠍座のしっぽのあたりに光る二つの星は「猫の目」と呼ばれています。
こと座と白鳥座とわし座
西の空に目を移してみれば、こいぬ座の一等星プロキオンが目を引きます。そのそばには双子座のカストルとポルックスを見つけるこ とが出来るでしょう。
双子座の季節は冬だと思われるかもしれませんが、春にも見ることが出来ます。 カストルとポルックスは双子の兄弟でしたが、ポルックスだけが不死身でした。
ある日、カストルは弓矢で撃ち殺されてしまいました 。ポルックスは嘆き悲しみ、見かねた大神ゼウスが2人がいつでも一緒にいられるように天にあげ星座にしたのです。 空気の澄んだ場所でゆっくりと星空を眺めるのも、ロマンチックだと思いますよ。



