冬の星座

point-1ぎょしゃ座 / Auriga

siz_24.gif「ベテルギウス」と「プロキオン」と双子座の「ポルックス」を結ぶと冬の大三角形の上にもう一つ三角形が出来る格好になります。ベテルギウスとポルックスの南東方向に目をやると、ぎょしゃ座の「カペラ」を見つけることが出来ると思います。黄色く輝く1等星で雄やぎという意味です。ぎょしゃ座は五角形なのですぐにわかるでしょう。

ぎょしゃ座は大神ゼウスの息子で片足が不自由だった、エリクトニウスの姿だと言われています。彼は不自由な体をものともせず、車椅子の代わりに馬車を作り出し、王としても大きな功績を残しました。ゼウスは息子を誇りに思って天の星座に加えたそうです。

「ベテルギウス」を中心にして、「シリウス」「プロキオン」「ポルックス」「カペラ」「アルデバラン」オリオン座の「リゲル」という6個の1等星を結ぶと大きな6角形が出来ます。この6角形のことを、「冬のダイヤモンド」と呼びます。寒い季節での天体観測は、なかなか厳しい物がありますが、冬の夜空は都心部でも星を見ることが出来るので、大好きな季節でもあります。

 


point-2牡牛座 / Taurus

siz_23.gif今度はオリオン座の三つ星を右方向に延ばしてみましょう。「アルデバラン」という1等星が見つかります。その辺りが、「ヒヤデス星団」「プレヤデス星団(すばる)」という二つの星団を持つ牡牛座になります。

牡牛座には、2つの神話があり、ひとつは大神ゼウスの恋人のイオがゼウスの妻ヘラの嫉妬から逃れるために牡牛に姿を変えたものという話と、ゼウスが、美しい娘エウロパをさらうために変身した姿だというものです。空気の澄む、この季節には肉眼でも、プレヤデス星団の星のいくつかを見ることが出来ますね。

 


point-3おおいぬ座とこいぬ座

siz_22.gifオリオン座の三つ星を左に延ばしていくと、一際輝く大犬座の「シリウス」に辿り着きます。オリオン座の「ベテルギウス」「シリウス」こいぬ座の「プロキオン」を結ぶと冬の大三角形となります。

ギリシア神話では、おおいぬ座は、獲物を絶対に捕らえる猟犬、レラプスが天にあげられた姿だそうです。

 


point-4オリオン座 / Orion

siz_21.gif冬の星座で、一番簡単に見つけられるものといったら、オリオン座でしょう。3つ並んだ星がほぼ真上に見ることが出来ます。オリオン座は1等星と2等星で出来た大変明るく、わかりやすい星座なので、まず見逃すことはありません。

オリオンはギリシア神話では狩りの達人です。蠍に殺されて天にあげられ星座になったのです。オリオンは蠍を怖がって、蠍座の上るころには沈んでしまい、両者をいっぺんに見ることはできないというのですから、面白いですよね。

 

 


point-5双子座 / Gemini

siz_06.gif西の空に目を移してみれば、こいぬ座の一等星プロキオンが目を引きます。そのそばには双子座のカストルとポルックスを見つけることが出来るでしょう。双子座の季節は冬だと思われるかもしれませんが、春にも見ることが出来ます。

カストルとポルックスは双子の兄弟でしたが、ポルックスだけが不死身でした。ある日、カストルは弓矢で撃ち殺されてしまいました。ポルックスは嘆き悲しみ、見かねた大神ゼウスが2人がいつでも一緒にいられるように天にあげ星座にしたのです。空気の澄んだ場所でゆっくりと星空を眺めるのも、ロマンチックだと思いますよ。